推しってなんなんだろうねという話

　やっほー！　みんな元気？　EBiDAN THE LIVE 2021ご用意された？？？　私はまだされてないよ〜！　

　キャパ的にもご用意されるか分かんないし緊急事態宣言再発令でそもそも公演自体どうなるか雲行き怪しくなってきたし非常に悲しいです。いや、まだ望みは全然捨ててないけど。何がなんでも行く、という気合が大事。

　あと、しれっと先週分の更新サボってすみませんでした。特に毎週の楽しみにしてる人もいないと思うから、謝る必要もないとは思いつつ。週1という名目がないと二度と書かなくなりそうなので今後もサボったらちゃんと謝っていきます。（？）

　最近「推しってなんなんだろうな〜」ということをよく考えます。

　上手く伝わるか解んないんだけど、『推しじゃないけど推せる』みたいな感情で見てしまう人、いませんか？　私は結構いる。TVや雑誌のインタビューとか、SNSでの振る舞いとか、FCコンテンツでの回答とかで120点叩き出してくる人。そうじゃなくても、自分のドストライクみたいな行動をする、推しじゃない人。

　じゃあもし自分がなんらかの理由で今の推しを推せなくなったとしたら、次はその人に行くのかというと、たぶんそうじゃない。そういう人もいるかもしんないけど。あくまで私はそうじゃないって話です。

　そもそも私の場合は『推し』って概念そのものがめちゃくちゃ感覚的なもので、ものすごく好ましい人であったり尊敬出来る人だからといって、イコール推しになるかというとそうではないんですよね。『この人が推しだ！』ってなるのは、出会ってすぐに決めた場合も時間をかけて認めた場合も、割と天啓に近い気がする。

　昔はたったひとりの推し（ないし自担）にすべてを注ぎ込まなきゃいけないと思っていて、DDだったり複数推しがいるやつなんなんだよって考えだったんですよ。なんか時代もそんな風潮だったし。卍推しだけを強く愛す卍ことこそが美徳、みたいな。今でもそういう考えの人はいると思うし、それを否定する気はないです。推し方は人それぞれで、応援している対象に迷惑がかかるようなことがなければ自由にやるべきだと思えるようになったので。自分の肌に合わない応援の仕方だな〜ってはたから見て感じることがあったとしても、それは私の主観でしかない。お金をかけるもかけないも、時間をかけるもかけないも人の自由だから、みんな好きなように愛せばいいよ、って考えられるようになって、随分気が楽になったと思います。昔は自分の考える規格に合わない人のこと全員嫌いだったし。笑　今は目に入れない・意識しない・覚えないを徹底してるからそういうことも減りました。生きづらい性格であることに代わりはないけど、自分なりに和らげ方が解るようになってきた感じ。

　今推してる（と自認している）対象が複数いて、応援の仕方も感覚もバラバラで、でもそれが自分の心の平穏にすごく役立っている気がしてて。なんかやっぱり私みたいな視野激狭女が単推しを貫こうとすると、どうしても仮想敵を作りやすくなっちゃうんですよね。でも最近はそういうこともだいぶ減った。ちょっとでも嫌だな〜とか、乗り気じゃないことは一旦ステイ出来るようになったし、見たいもの触れたいものにだけインプットする、お金の使い方も基本的には納得出来るものにだけ使おう、その代わり使うときはパーっと使おうって決めてからは変に無駄遣いしちゃったなって罪悪感に見舞われることも少なくなりました。

　昔の私が今の私を見たら嫌だろうな〜って思うけど、でも、やっぱ若い頃の肩肘張って、友達以外は全員敵で、自分が認められる推しの解釈以外は全部悪みたいに思ってたあの頃より純粋に楽しい時間は増えてる気がする。いい感じに肩の力を抜いてオタク出来てるなって。太く短くオタクやるより、今好きなものは出来れば細く長く愛していきたいので、このまま力を抜いて、嫌なものには目を向けないで、自分のペースでオタクをやっていけたらなって思う今日この頃です。

　あ、でもひとつだけ言わせて欲しいんですけど、推しに自分の好みを押し付けるオタクは今でも大嫌いで〜〜〜す　推しの優しさに甘えないでくださ〜〜〜い

　以上！　夏に予定されている興行が、ひとつでも多く予定通りに幕が開き、閉じられることを祈っています。