鉄は熱いうちに打て!

ここはエモーショナルの墓場

2023-06-04 BULLET TRAIN Spring Tour 2023「B9 Unlimited」福岡公演 @ 福岡市民会館

 こんちは! 半年ぶりにブログを書く気になったので書いていきます!

 別に何か落ち込むことがあったとかではなくて、むしろ前回のブログの通り9人のことを受け入れたら毎日すごくハッピーに過ごせてたんですけど(ただ引越しとか転職活動とかあったので忙しかったのは事実)、なんとなく文章を書く元気? 馬力? みたいなものが全然なくて気づいたら2023年も折り返しに差し掛かろうとしていて……いやこんなとこ誰も見てないだろうから別にいいんだけど……ツイッターも死にかけてる今自分の気持ちを都度都度文章に起こしておくことは大事かなと思い一念発起してこれを打っています。頑張ります。

 

 というわけで、乗車してきました。超特急2023年の春ツアー『B9 Unlimited』。

 人数が倍くらい増えたのにホルツなのもあってチケット全然取れなくって、自分の初日は標題の通り福岡公演に。地方遠征が出来るツアーはそれにかこつけて出来るだけ遠くはまわりたいと思っていたので、今年も福岡だったり札幌だったりに行けるのはすごく嬉しいです。今日の仙台は申し込み続けてたけど取れなくて残念。次はもっと死ぬ気でチケット取りに行くぞ。

 

 さて、このブログを以前から読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私が超特急のファンになったのはコロナ禍真っ只中。

 そうです。今回この公演が初めての声出し可能ワンマン乗車。つまり実質6/4が私の真の初乗車といっても過言ではないわけです。

 声が出せない間も、声出しが出来ていた頃の円盤を見て家でたくさんコールの練習をしました。いつか大声で叫べることを願って、タカシくんの名前を思いっきり声に出せる日を心待ちにしてこの2年過ごしてきて。いざ叶うとなると本当に自分にも出来るんだろうかという不安もあったりして、川崎公演に入る前の友達を捕まえてカラオケで一緒に練習したりもしました。

 そんな中、公演数日前に入ったタクちゃんのコロナ感染、それによる欠席の一報。もちろんとても悲しかったし寂しかった、残念だったけれど、本人が一番しんどくて悔しい思いをしているであろうことはまず間違いなかったし、他のメンバーのみんなが『タクヤの分も楽しませるから!』とそれぞれが前向きなコメントをしてくれたことでだいぶ気持ちが安らいで、そこからも楽しみに当日を待つことが出来て、本当にありがたかったです。

 

 そしてついに迎えた6/4。

 出不精で遠征先でもだらだらしがちな私を友達が引っ張っていってくれたおかげで、YSR#2でタカシくんが訪ねていたSTEREO COFFEEさんに立ち寄れたり*1……あとずっと行ってみたかったダニーチュロスさんで推しチュロスを作ってみたり……ライブ本番前にもうすでに楽しくて物販もかなり長い時間並んだのもあって結構へとへとで着席したんですけれども。

 そんなんどうでも良くなるくらい2時間半騒ぎ倒しました。

 以下、ネタバレします。

 

 

 

 

 

 私は割となんでもネタバレを見てから挑む派なので、今公演についても大体のことは内容を知ってから入ったんですが、先んじて知っていた情報で楽しみが半減するようなことは一切なかったというか、むしろ知っていたからこそより楽しめた部分が大きかったです。川崎公演でレポをたくさん流してくれた8号車の方には本当に感謝しかない。ありがとうございました!

 もうね、本当に、overtureの時点で客席が初めはおそるおそる、だんだんボルテージが上がってきてキャーキャー声をあげてるのが愛おしくて仕方なかったなー(演者?)

 私もあれだけずっと練習してきたけど、本当に声出せるのかな? って不安も結構あったのに、そんなの杞憂だったなって笑っちゃうくらい自然に声が出て、一生懸命メンバーの名前だったり、ずっと口にしたくてたまらなかったコールを叫べました。隣で友達が一生懸命声をあげてくれてたのもあると思います。ありがとう。感謝ばかりしてしまう。

 事前に新世界に続き発車ベルがないのは知ってたんで、次は聞けたらいいな〜とは思いましたけど、アルバムの流れを汲んであのばちばちにかっこいいIntroductionから始まるの本当に良すぎたなって……余談ですけど皿のオタク全盛期はFLASH BACKめっちゃ聞いてたからBOOM BOOM SATELLITESの中野さんが書いてくれたの知ったときは興奮して卒倒するかと思いました。『B9』から新井さんがプロデューサーやってくれてるのも本当に激アツで、皿特急のオタクとしてはほんと、燃えるものしかない感じ。

 本編に戻ります。1着目の衣装は『B9』のメインビジュアルの流れを組んだ黒1色のコーデ。

 個人的に、MORAMORAがリリース当初から本当に好きで、この曲はMVで薔薇が出てくることもあってTRAINだったりneed youだったりと並んで、超特急の象徴的な“転換点”を担っていくのかなって勝手に思っているんですけど、何回観ても曲から振付から歌詞から全部好きだな〜って思います。明るくて楽しくてちょっとヘンが彼らの表側であり『光』だとするなら、裏にずっと流れているのはこういう、強くて濃くはっきりとした『影』で、どちらも超特急なんだろうなって。ポエムすみません。

 からのKUD! この曲もめっちゃかっこよくて好き。アルバムそのものがシューくんが入ってきたからこその曲群だなとタカシくんのオタクとしては捉えてるんですが、この曲は特にその傾向が強いと思う。タカシくんひとりであればアルバムに入っていないかもしれない。本人たちもキー含め挑戦的な部分が多い曲と言っていたけど、『B9』がカッコイイ超特急を表現するためのアルバムなら、この曲は際たるものなんじゃないかな。こんな曲を激しく踊りながら歌ってるセブイレ、訳がわからない。

 このブロックで一番演出が好きだったのがこの次のBeasty Spiderなんですが、はじまりの振付にかけて後ろの映像のカードが翻るようになってるのほんとにかっこよくてゾクゾクした。超さんの映像演出いつもかっこよくて大好きなんですよね。9人分ちゃんと用意されてたし……*2。あと去年の春ツで5人でのパフォーマンスをしこたま観た曲でもあり、私はこの曲で踊るタカシくんが相当好きだったのですが、9人で表現するとまた違った迫力があって良かったです。

 で、次です。KMB。

 キスミーとか、超特急のオタクになったら絶対にコールしたい曲ランキングTOP3には確実に入るじゃないですか。知らんけど。私はもうずっとこの曲でみんなの名前を叫ぶのが夢だったんですよ。もしかしたらタカシくんの名前がなくなってたりすることもあるのかななんて思ってたんですけどばっちり残ってたし。嬉しかった。今回キスミー選抜入りしたのが友達の推し(アロハくん)なのも嬉しかったな〜。

 Winning Runは、アロハくんがずっといろんな媒体さんで取材を受けるたびに「好きなのはこの曲!」ってアピールしていたし、何より曲から受ける印象も本人にぴったりだったので、センターがしっかり彼でほっとしたし、ぴかぴかの笑顔で楽しそうに踊っててすごく良かったな。アロハくんのダンスって風を纏ってる感じがするから、この曲の爽やかさだったり清涼感がほんとにぴったりなんですよね。あとちゃんと最初と最後のリョウガさんが目立ってたのも超良かった!

 からの、No.1! この曲もずーっとタカシくんの名前を叫ぶのが楽しみだった! カイくんがライブ前の取材で言ってた〇〇〇〇ってこの曲でいいのかな? 実はよくよく歌詞を聞くとかなり大人っぽいことを言ってるのに、タカシくんの歌声だと全然いやらしく聞こえなくて(もちろんいい意味で)そこが好きだったんですが、セブイレで歌うことになってもそれは変わらなくて安心しました。安心して叫べた。でもほんとにこれで合ってる? て思いながら名前呼んだから結構緊張してもいたな、実際。

 

 ここで衣装チェンジ。

 個人的にここからのパートが本当に本当に好きで、本当のこと言うとここのことばっかり覚えてるから前後の記憶が微妙に怪しいという……

 日が落ちて夜になっていく街並みがセットとバックスクリーンに現れ、真夜中を経て夜明けに近づいていく時間の経過を楽曲で表していくパートなんだけど、なんか彼らが表現したいと思っているであろう世界観があまりにもくっきりと目の前に出てくるもんだから感動通り越してびっくりしてもうずっと泣いてましたね、ここは。

 Thinking of Youはアルバム発売前、トレイラーの時点でこれきっとタクちゃんのセンター曲なんだろうな、そうだといいなと思っていた曲で。この日実際にタクちゃんはいなかったけれど、振付の柔らかさを見ても彼が踊っている姿がありありと想像出来、早く本当の彼のパフォーマンスが観たいな、観られるのが楽しみだなと思わせてくれるような時間でした。タカシくんもシューくんも歌声が優しくて、この曲も終始結構キーが高いのに、苦しさとか一切感じなくてすごかったな。

 からのシャンディ。ネタバレを読んで実は一番楽しみにしていたのがこの曲でした。

 語り部的役割であるバックボーカルのふたりがそれぞれ椅子、階段に座り込んでるのがとっても良くて。タカシくんだけに椅子があると聞いていたのでシューくんのファンの人とかはどう思うんやろと若干不安に思ったりもしてたんですが、階段に座ってるのも吟遊詩人みたいですてきだった。タカシくんが立派な椅子に座ってるのは言わずもがな王様みたいで最高。コミカルな曲では割と具体性だったりストーリー性のある振付がつくことも多いけど、シャンディはシリアスな曲だけどかなりストーリーに拠った振付だったような記憶があり、そこも含めて楽しかった……と思う。正直タカシくんの歌が胸にキすぎてめちゃくちゃ泣いていてタカシくんばっかりかじりついて観てたのでその記憶ばっかり残っててあれなんですが……

 このパート最後がBefore Dawn。私が超特急にハマってすぐ、非8の友達がそんなにいいなら……と興味を持ってくれていろいろ聞いてくれた中で特に気に入ってくれた曲で、それから個人的にもすごくお気に入りになってライブで披露されるのを楽しみにしていて。その分期待も大きかったけど、めちゃくちゃ良かったですね。新世界のスノブレ同様、シューくんが歌うことでキーが変わった部分もありましたが、それも含めて良かった。タカシくん自身もレコーディングしたときより何倍も歌い方に深みが出ていて、ここまで円熟するのを待っていたのかな、と思うくらい素晴らしかったです。

 シャンディ〜Before Dawnはカイくんのセンター曲ですが、WCDIだったりスタギアだったりLIBIDOだったりとはまた違うカイくんが観られてそれも嬉しかった。カイくんのたくさん考えられて感情が乗せられたダンスが好きなので、どちらの曲もそれがすごく強く出てた気がしました。

 

 ここで衣装チェンジ。3着目はデニムのセットアップ。

 MCを挟んでこのあとのダンサーだけのパートは、新世界と同様各々の個性に溢れてて見応えがあった。5人のときも頭では分かっていたつもりだったけど、9人になってからは殊更、ダンスとは雄弁にその人を語るんだなというのを実感しています。ダンサーだけになると推し不在になる私はどうしても推しの推しであるタクちゃんに注視してしまいがちなんだけど、この日はタクちゃん以外の6人でのダンスだったのでみんな満遍なく観られたかなあと思う。ハルくんの小柄だけどダイナミックな動きが好き。

 Typhoon。全員歌唱ということもあって、ダンスはどんな感じになるんだろうな〜と思っていたのだけど、歌をやるからダンスを少なくするとかそういう守りに入ることもなく、めちゃくちゃ攻めた振付だった。全員が文字通り一丸となってダンサブルに歌い踊るこの曲はおそらくリョウガさんセンターなんだけれども、超特急が攻め続けていくという姿勢を強く表していてグッときたなあ。全員歌唱といえばやっぱりBoosterを連想しがちなので、今後はこちらがメインになっていくのかな。でもBoosterめちゃくちゃ好きだからカイくんが何かで言っていた通り2番を増やして9人でも披露し続けてほしいです。こちとらBoosterの遠吠えをやるために生きてるみたいなところあるんで……

 Re-TRAIN。あの、イントロのガッタンゴットンは言わないの?!?!?!Re-だから?!?!言いたいんだけど?!?! 川崎はどうだったんだろう。福岡は全然みんな何も言ってなかったから何も言えないまま曲が始まっちゃったんですけど、札幌では言えるかな……

 ここで満を持してのBurn! あのね、すごく正直なこと言うと、ちょっとだけ飽きてきてたんですよ、この曲。好きだよ? 好きなんだけどさ……もうお腹いっぱいだよ……てくらいな感じだったんです。でも声を出せるようになったことで、私がこの2年観てきたBurnは75%くらいのものだったんだな……ってなった。やっと出会えた120%のBurn、落ちサビはオタクではなくこの日はハルくん担当でしたが、あまりにも美しく伸びやかな歌声で本当にメインダンサーだけにしとくのは勿体無いよなあと改めて思ったり。また何かで歌を聞けたらいいな〜

 からのラキラキ。歌い出しの『耳を澄ませて?』でイヤーッ!!!!!!! つった、嬉しすぎて。ラキラキはハルくんセンターなんだけど、聞けば聞くほど当て書きなのかなってくらい歌詞もメロディもハルくんにぴったりで、これからハルくんが大人になってもずっと折りに触れて披露してほしいなって思う。なりたいカタチになってほしいし、スーパースター超特急としてこれから羽ばたいていく彼の姿が目に浮かぶようで、希望に満ち溢れていて本当に好き。彼がエビネクで大事に育てられてきて、たくさんの道がある中で超特急を選んでくれたこと、それを良かったと思ってもらえるように、オタクはもっと頑張らないといけないなと常日頃思っています。それはそれとして、この曲の元気でポップなのにどっか切なくてハッピーなところが大好きです。

 ここから怒涛の大騒ぎ曲3連チャン。激おこ〜超えアバ〜バッタマン。

 激おこは新世界で披露されるかもしれなかった? というのをどこかで聞いたことがあったので、次のツアーではやるんじゃないかなと思っていたのですが*3、ここでようやく9人の激おこが観られて嬉しかったですね。コールを入れたら楽しそうな曲だからみんなで作って行けたらいいな。この日一緒に入った友達はコンビならおさななが好きな子だったので、激おこ含め怒涛のおさななに泡を吹いていた。

 フェスなんかで超特急を観てくれた非8の友達がみんなこの曲を好き、自軍にもほしいというのが超えてアバンチュールなんだけども、これも今回声出しが出来て初めて120パーセントの超えアバを知ったなと思った。タカシくんに捧げられて本当に嬉しい。この先も頑張って捧げ続けていく所存。あとみんなでまさにBeauty.してたのが楽しすぎましたね。(この曲で合ってるよね?)

 バッタマン。川崎1日目でお名前コールがオタクの想定してたノリと違った問題が勃発し、なんと2日目で即修正され、その状態で迎えた福岡公演。 ばっちり \カーイ! リョウガ! タクヤ! ユーキ! シューマサアロハル! タカシやで!/してきました。バッタマンより前にもBurnでやってるけど。みんなの名前を叫べるってこんなに嬉しいんだなって思ったし、曲中もコールで大暴れ出来て本当に楽しかった。3曲分くらい体力使った。ハルくんが \よ〜〜〜ん〜〜〜ごうしゃ〜〜〜!!!!/てタクちゃんを呼んでたのも良かった。あまりにもBIG LOVE。

 バッタマンには観てて楽しいところも声出してて楽しいところもたくさんあるけど、個人的に“笑顔をくれる8号車”に“超特急”を被せるコールが世界一美しいと思ってて、オタクになってからここを叫ぶのが夢だったので、思いっきり声を出せて幸せでした。

 Fanfare。映像では何度も観たけど、自分が実際にその場に居て披露されるのはこれが初めて。でも声出しが出来るようになったらきっとみんなと一緒に歌うんだろうなと思ってたから、セトリにこれが入ってたときやっぱり来たか〜ってなったし、歌えることが嬉しかった。この曲に強い思い入れを持つ人も多くて、友達が隣でめちゃくちゃ泣いてたのがすごく印象に残っている。私は超フェス2020でオタクの映像と一緒に歌い踊っている記憶が色濃いのだけれど、あのときの祈りや願いそのものみたいなFanfareとは違って、この先の希望に満ち溢れたあったかい曲に聞こえた気がします。

 それで、本編ラストのTogether As Oneなんだけど、ここまでで結構涙は落ち着いていて、隣で人が泣いてるのもあって自分は全然大丈夫! 元気かも! と思っていたのに、タカシくんが歌い出した瞬間に涙が止まらなくなって自分でもびっくりしてしまった。あまりにも染み込むような優しい歌声だったので……何気なく聞いていた綺麗な言葉が並ぶ歌詞も、生で聞くだけでこんなに真に迫って聞こえるものなんだって本当に驚いた。あと、隣にいるタカシくんが歌っている姿をハルくんが嬉しそうにニコニコ笑いながら見ているのにもグッと来てより涙腺が刺激されましたね。

 私はもういい大人で、世の中が綺麗なものばっかりじゃないことは知ってるし、人間のイヤなところもいっぱい見てきて、オタクも長くやっててアイドルを好きでいることが楽しいことばかりじゃないのも分かっているんだけど、超特急を観ていると信じてもいいのかなって思える。ファンとしての私たちの存在を痛いほどに愛してくれる彼らに相応しい人間でありたい。そう思わせてくれることって本当にありがたいことだし、絶対に当たり前じゃないから、永遠に続くものではないかもしれないけど、そのときの精一杯で彼らを照らす光になりたいなあと思ったのでした。

 アンコールはこの日、グレジャ〜SAY NO〜CMNで、SAY NOではいつも曲振りで暴れているタクちゃんの代わりにユーキさんが大暴れしたり、曲中もタクちゃんを連想させる言葉をみんなで叫んだり(草!川拓弥!が面白すぎて笑っちゃって言えなかった)。MCでもタクちゃんの話題で持ちきりで20分近く喋り倒していたし、緑のピンスポでタクちゃんの存在を表してくれたり、カメラに緑のペンラつけてくれたり、水置き場にタクちゃんの写真をつけて何度も映してくれたり……本編を含めてタクちゃんが居ないことを寂しいと思わせない彼らや9号車の思いがどこまでも詰まっていて、みんなタクちゃんを心から愛しているし、私もタクちゃんが大好きで、タクちゃんがいる超特急が大好きだなと改めて感じさせられたというか……。タクヤに送りたいから写真を撮ってもいいかな? と言ってくれたカイくんに、脳直で「大好き」とつぶやいてしまうくらいあったかい空間でした。本当に。

カイくんが我々に向けてくれる愛がデカすぎてしょっちゅうこれになってる

 ところでCMNはズッキューン! ってコール言わないんですか? みんな。本当に???

 

 最後ちょっと駆け足になっちゃったけど(ていうか全曲レビューするつもりなかったのにたくさん書いちゃって反省)、本当に盛りだくさんでまた最高が更新されたな……と思える素晴らしい公演でした。

 特に、シャンディ〜Before Dawnのタカシくんの歌声を聴いてる間ずっと鳥肌が立ってて、世界一タカシくんの歌がうまいと思ってここ数年過ごしてるはずの私でさえそうなるんだから、普通の人がタカシくんの歌声を聴いたらどうなっちゃうの? あれよりまだうまくなることあるんだって本当にびっくりしました。シューくんも新世界からどれだけ努力したんだろうって思わされるくらい歌もダンスも伸びてたけど、それ以上にタカシくんの表現力がすごすぎてもう圧巻だった。もともと感情を声に乗せるのがとても上手な人だと思っていたけど、上手とかいうレベルをとっくに超えてたと思う。

 本編最後のMCでシューくんが「自分では納得出来ていない」と悔し涙を流していたけど、無理もないなと。でも、そこで諦めるんじゃなくて、「必ず自分の理想に追いつくから見ていてほしい」と続けられる彼の強さを好ましく感じるし、それに対して「一緒に歌っていこう」と応えられるタカシくんのデカさも大好き。

 個人的に、タカシくんがここにきてまた歌の表現力が上がった理由のひとつは間違いなくシューくんが入ってきてくれたからだと思っていて。それは気持ちに余裕が出来たこともそうだろうし、単純に自分と個性の違うボーカリストが近くに居て刺激を受けていることもあるだろうけど、タカシくんって自分のためにどうこうというより他人と一緒に作り上げていく方が性格上向いているんだろうなっていうのがこの数ヶ月ですごく感じられて(私はひとりボーカルのタカシくんしか知らないので、、、)この先もふたりでずっと高めあっていけるだろうし、そうであってほしいと願っています。

 あと、9人になってメインダンサー・バックボーカルの境界がくっきりした段階で、タカシくんはもう踊らなくなってしまうのかな、という寂しさや残念に思う気持ちが個人的にずっとあって。私はタカシくんの歌が大好きだけど、長い手足を使って丁寧に踊るダンスも本当に本当に好きだから、それがおそらく本人の本意ではなかったにせよ、ここまで積み重ね研鑽してきたものがなくなってしまうのがすごく嫌だったんです。

 でもいざ蓋を開けてみたら、9人になってもタカシくんは歌い踊り続けている。本当に嬉しいし、タカシくんが踊るということはイコールシューくんも踊らなければということで、彼にかかる負担は本当に計り知れないけれども、タカシくんが背負ってきたものをこの人は本当に一緒に背負おうとしてくれてるんだ、と新世界を観て思えて、やっと9人を心から受け入れられたみたいなところがありまして。だから彼が死ぬ気で努力して必死に喰らい付いているのを見ると応援せずにいられないし、なんていうのかな、ちょっと罪悪感みたいなものもあるんだけど、でもそれを選んでくれたことが嬉しいし、そこでやっと彼を信頼していいんだって思えたから、泣くほど悔しくてしんどい思いをしていることに申し訳なさはありつつ、でも頑張ってくれてありがとうという感謝もあって、今は本当に、タカシくんが選んだのがシューくんで良かったなと心から思っています。

 去年の今頃の私は自分の好きなものが変わってしまうことが怖くて毎日泣いていたけれど、大好きなものが増えてもっと幸せになるだけだよって教えてあげたいくらい、今毎日が幸せです。それは超さん9人のおかげ。本当にありがとう。

 終演後、閉店間際のもつ鍋屋に滑り込んで友達と話してたんですけどね、やっぱりライブが肝心要なんだよなって改めて思わされたというか。普段彼らがSNSだったり配信だったり雑誌だったり、いろんなもので毎日楽しませてくれるけど、それってあくまでも生命維持のための繋ぎみたいなもので、生でライブを観ることが何よりも彼らへの自分の愛も感じるし、その逆も然りで、この瞬間のために毎日しんどくても生きてるんだなって心から思えた2時間半だったなって。またあの空間に行くために、辛い日常も頑張れるなって思います。

 本当に、超特急を好きで居て良かったなと思える最高の公演で、福岡まで飛んで良かったです。惜しむらくはチケット難で自分も観られないしこんな最高の公演を目撃出来る人間が少なすぎるということ……非8の友達にも気軽に観て欲しかったんだけどな。次の全国ツアーはもっとキャパの大きいところでお願いします!

 だらだら書いていたらすごい文字数になってしまった。タクちゃんお仕事復帰おめでとう! 札幌で完全形のB9が観られるのが本当に楽しみ! それまでちゃんと健康でいるぞ!

 CDデビュー11周年もおめでとう! 踊り続けてくれて、歌い続けてくれて、出会ってくれてありがとう!

 社会は敵だらけでも素敵なことがあればあると信じていれば必ず超特急に会えるから、毎日頑張って生きてるよ! 大好きだよ!

 ここまで読んでくれた人がいたらありがとうございました!

*1:私はコーヒーというか苦いものが全般的に得意じゃないんですが、すごく美味しかった!良いコーヒーって美味しいんだ!と思いました

*2:新世界でダンサーパートのみにあったフィギュアみたいな映像がボーカルに用意されてなかったことを一生根に持ってる

*3:同じく見送られたきみとシンギュラリティはまたの機会になのかな?