鉄は熱いうちに打て!

ここはエモーショナルの墓場

2023.08.08.

 202288日。

 私は、Progressの追加公演本編を見届けたあと行われた新メンバー発表を目の当たりにして、いろんな感情に苛まれていた。それは寂しさであったり、申し訳なさであったり、好きなものが変容してしまうことへの恐怖であったりさまざまだったけれど、はっきり言って明るく前向きな感情は皆無だったと言っても過言ではない。あの日私は本当に落ち込んでいた。今毎日が明るく前向きな気持ちに満ち溢れているからこそ、一年経とうとしている今日こうして言葉に出来ている。もちろんそれが叶わなかったオタクもそれなりにいるだろう。だから私は運がいいんだと思っている。

 

 一年前のこの世の終わりみたいな心地から、時間をかけてゆっくり、でも着実に9人体制を受け入れ、はっきりと楽になったと自覚した新世界から早8ヶ月。受け入れられなければ去るだけだと思っていたはずなのに、今こうして信じられないくらい毎日楽しくファンを続けている。

 それは新メンバーひとりひとりが見せてくれた誠実さであったり、証明してくれた進化であったり、示してくれた愛情であったり、これまたさまざまだけれども、どれがひとつ欠けても今のこの状態に辿り着くことはなかっただろう。

 彼らを5人と4人ではなく、9人として見ることが出来るようになったのはいつ頃からだったか。はっきりとは分からない。ただ一年経った今あのときファンを辞めてしまわなくて良かったと心の底から思えている。そのくらい、今みんなに幸せにしてもらっている。

 去年の88日の私は、自分が最も忌み嫌ってきたようなファンになってしまいそうで、怖くて仕方がなかった。最新の彼らを一番好きで居られないのならファンを辞めるべきとすら思っていた。数ヶ月はそのことに怯え続けていたけれど、それもいつしかどこかに消えて、今は胸を張って最新の彼らが最高だと言える。そのことがとても嬉しい。

 

 4人が超特急に入ってくれて良かった。5人が超特急を続けてくれて良かった。9人が出会ってくれて本当に良かった。

 9人の超特急を応援できて、私は今とっても幸せです。

 

 今日は感謝の気持ちを込めて、東京ガーデンシアターで精一杯声を上げ、踊り狂おうと思います。

 9人の超特急、はじめてのお誕生日おめでとう! 大好きだよ。

私の宝物