鉄は熱いうちに打て!

ここはエモーショナルの墓場

ぴあアリーナMMで初乗車〜6・6晴れ男集団VS雨女デスマッチ〜

 やっほ〜!!!みんな元気〜?! 私は相変わらず恥ずかしいほど元気で〜す! 

 というわけでね、6/6、Hoopla神奈川公演最終日! ついに初乗車してきたよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!! ドンドンパフパフ!!!!!

 初乗車は人生に一回だけなので、人生の記録として6/6のことをここに書き記しておきたいと思います。

 

 まだ関東が梅雨入り前なのが信じられないくらいの大雨が降った6/4のHoopla初日、そして曇りで一時持ち直した6/5……。そして初乗車予定だった6/6の予報は雨のち曇り。超さんが晴れ男集団であるということを以前から何度か見聞きしていた私は「いや、いくら私が楽しみにしてればしてるほど嵐が来るタイプの雨女とはいえ、さすがに5対1なら晴れが勝つでしょ」とたかを括っていた。

 が。

 6/6の朝はあいにくのこさぶり、もとい小雨。

 いやまあ、梅雨だからね。まだ梅雨入りしてないけど。それにライブはお昼過ぎだし、まだまだ行けるっしょという気持ちで折り畳み傘を持つ以外はほぼ晴れるつもりののんきな服装で家を出た私。のちにチャイナシューズが雨でぐしょぐしょになることも知らずに……。

 

 1月半ばに何の気なしにFAKE MOTION〜卓球の王将〜を観て、1日で松陰久志に大切なものを盗まれた私が、無意味な抵抗を経て月末にEBiDAN THE LIVE 2019〜Summer Party〜で皿特急、ヤバ!!!!!!!!!と恵比寿につむじまでつかりきってから早4ヶ月が経ちました。

 3月に卓球の現場があり、その頃には「5月、6月は声出し出来たらいいね」なんて話もしてたわけですが、実際の5月6月は公演の開催さえ危ぶまれ、皿さんの現場は大阪が丸々飛び、超さんの現場もギリギリまでどうなるかわからなかった。そんな中、無事に神奈川公演が開催されたこと、本当に良かったの一言に尽きます。私は数ヶ月待っただけのペーペーですが、1年4ヶ月ものあいだ5人と8号車は会えない日々を過ごしていたわけですから。もちろん横浜にも神戸にも行けない人もたくさんいるのが現状で、早く全部が元どおりに……なることはきっとないのだろうけど、少しでもコロナ禍の前に近い状態で興行が出来ることを願ってやみません。

 

 あ、ちょっと真面目な話になっちゃいましたね。ふざけた話をとにかく大声でするブログのはずなんだけどなここは……。

 そもそもなんでこんなに超さんにズブズブになってしまったのか自分で考えてみたんですけど、きっかけはやっぱり前にも書いたように皿特急のババ抜きでタカシくんが負けたのを観てからなのかな〜と思います。あれでえっ、愛した……ってなった。うん。観たことないひとは今すぐスターダストチャンネルに登録して観てください。

 でそれを呟いてたら友達に「2016年のエビライの『干ししいたけ』を見るといいよ」って言われて、まんまとそれを見て、ウワ!!!!!!! カワイッ!!!!!!! 世界平和ッ!!!!!!! ってなった。うん……。

 そこから先は多分、時期的にタカシくんがソロ活動でたくさんインタビューを受けている時期で、公式からRTされてくる記事を手当たり次第に読んでいたら、すごくまじめで誠実な人だな〜と思うようになって、気付いたらこうなっていた。(端折りすぎ)

 いや語りたいことはいろいろあるけど全部語ってたらこの記事3万字とか余裕で超えて、論文みたいになっちゃうよ! 私がこんなところでぐだぐだくだらない言葉を並べ立てるより「松尾太陽 インタビュー」とかでGoogle検索した方がよっぽど早いんですよ。気になる人はぜひ読んでみてください。多分みんなタカシくんのこと好きになってしまうので。

 もともと関係性のオタクということもあり、ひとり好きになったら箱を好きになるのは必然、という体質なので、2月の終わりくらいにはすっかり超さんそのものを好きになってました。

 オタク、好きになったら現場に行かない手はない。私にエビ中を布教してくれた友達(りったん推し)をまんまとカイくん推しに仕立て上げ「一緒に乗車して!」とお願いして、いよいよ迎えたHoopla神奈川楽。事前通販でばっちりペンライト・Tシャツ・タオルを買い込んでいざ行かん横浜はぴあアリーナMM!! 生来寝るのが得意ではなく、おまけに遠足病なので次の日楽しみなことがあると眠れないタイプなのに6/5めちゃくちゃスムーズに入眠した。ありがたい。

 会場のぴあアリーナは今年の3月にCreepyNutsのワンマンで一度行ってたのですが、客席のイメージとしては武道館がかなり近いかなと思います。外観はまじでそういう施設感ゼロ。言われなかったら絶対通りすぎる。なんかのコンベンションホールって感じ。ごめん、2回も入ってるのにこういうときに必要なトイレのレポートがまるで出来ない。次行くことがあればちゃんとみてきます。

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ぴあアリーナMMMMM。タカシくんの公称181cm、もう無理があると思う

 パンフレットだけ当日物販で買ったんだけど、リョウガさんとタカシくんの絵柄を当てた友達が交換してくれようとしたのにまるっきり同じやつを自引きしてひと笑いしたのもなかなか面白かったです。基本的にランダムはリョウガさんが出るタイプの7推し(当日のFC抽選も参加賞待ち受けリョウガさんだった)。物販で並んでるうちに雨脚が強くなり、晴れてくれ……っ! 頼む……っ! って祈ってましたね。この時すでに、つま先びちゃびちゃだったけど。

 3月の卓球の現場ではみてわかるくらいの若い子がかなり多く、またカラーギャングが少なめだったのでどうかな? と思いつつ向かいましたが、超さんの現場は普通にカラーギャングいっぱいで安心しました。年齢層も結構幅広かったから浮かなくて済む〜〜〜良かった〜〜〜! あとカップルの片割れの男8号車の3推し率、高けぇ〜〜〜!!! ちなみに3推しはギャルっぽい子も多くて「陰キャオタクが好きなギャルって二次元じゃん」と素直に感動した。

 そして入場直前、久しぶりに会う約束をしていた友達とツーショットチェキ(チェキではない)を撮り……家に死ぬほどあるからと言ってペンラ用のボタン電池をもらい……。

 当日私は開演前にライブTシャツに着替えて、10年くらい着けてるガラスの靴のペンダントをして行ってたのですが、そのとき友達に「それグッズ???」って訊かれてしばらく何のことか分からなくて意味に気づいてまじで赤面しましたね……。恥ずかしすぎてペンダントトップ服の中に隠したもんね。本気で無意識だったんだよ。別に強火主張したかったわけではない。

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タカシくんのガラスの靴ここだよ〜のつもりは一切なかったんです

 まあそんな珍事件(?)もありつつ「SSAで会お〜ね!」と約束して客席へ。FCの申し込みには当然間に合っていないのでローチケの一般発売で取ったチケットで入場。ローチケの電子チケット初めてだったんだけどあんな目潰しみたいな感じなの面白いですね。ぴあの電子チケットが入場のときいつも不安にさせられるので個人的にはローチケの目潰し方式すごく気に入った。

 入場して、客席に入って、セットが見えてやっとああ私本当に乗車しに来たんだなあ……ってジーンとしましたね。この4ヶ月のあいだにBlu-rayが擦り切れるほどみたあのポップでチャーミングでキラキラしたセットがステージに組まれていて、私はそれを肉眼で観ている。それだけでもう嬉しかった。すでに色とりどりのペンライトが客席で光っていて、時に遠くの座席の友達とペンライトで合図し合ってメチャクチャ喜んでいる8号車を見て微笑ましい気持ちになったりもしました。私と友達がそうだったように、この現場が会ったから久々に友達と会えた人もいたんだろうな。本当に現場って様々なものを繋げてるんだなとしみじみ感じた瞬間でもありました。

 

 ここから本編に触れていくので神戸からHoopla初乗車だよって方はネタバレ覚悟でお読みください。

 

 連番した友達と始まるまでそわそわしながら待っていたら客電が落ちて、Overtureが流れ出す。ペンライトを点ける。もともと平均90くらいある私のバカみたいな心拍数は多分このとき120を超えてたと思う。画面の映像で5人が順番に出てくるのを見守りながら、8号車がぐるんぐるんペンライトを振り回しているのを見て私も見様見真似で振り回す、あたりから正直記憶がめちゃくちゃ曖昧です。

 特効がバーン! ってなってメンカラギンガムチェックの宇宙一可愛いセットアップを着て超さんがステージに飛び出てきたことはぼんやり覚えてるんですけど、セトリとか人がまとめてるの見てようやく思い出せるレベルで、今も一曲目なんだったか全然思い出せない(『What's up?!』からだったみたいです)。あと振りコピするのに脳みその85%を使ってたからたぶん記憶まで回せなかったんだろうな……

 セットリストはコールを録音してるときに「これ入ってたらいいな〜」と思っている曲がかなり入っていて、ドドドドド新規でもすんなり入ってくる馴染みのある選曲ばかりでした。『Kiss me baby』〜『Drive on week』〜『超えてアバンチュール』の流れ、ブチ上がりすぎてて全然記憶ないよ本当に……楽しかったことしか覚えてない。

 あとは去年の配信ライブでは封印されていた名乗り口上がね〜〜〜〜〜〜コール募集の時からやるのは解ってたんだけど実際目の当たりにして今私会場で名乗り聞いてる〜〜〜!!!!! 感がすごかった。震えた。声は出せなかったけどその分いっぱいペンライト振りました。ペンライトに全力注ぎすぎてタカシくんが「タカシやで!」したところ観た記憶が全くなくて何しに行ったんだこいつは。

『Superstar』に続いて今回はタクちゃんプロデュースでの私服風衣装も天才だったし(赤いパーカーで出てきたタカシくん見て「こんなん爆モテ大学生や 死人が出る」って頭の中でテロップ付けちゃった)夏を満喫してる5人の映像もめちゃくちゃかわいかったし、そのあとのHooplaロゴが総柄になったピンク色のシャツもそれを売ってくれというくらい良かったし……良かったことしかない。もっとパフォーマンスのこと褒めたいけど私の語彙力じゃ実際観たものの素晴らしさの20億分の1も伝えられないよ……。私のキャパシティではあの日受け取った情報を捌き切れない。

 前ナタリーかなんかの記事で超さんのダンスはひとりひとりにフォーカスを当てるとすごく個性的なんだけど、全体で見るとすごく整って揃って見えるという話をライターさんがしていて、それにカイくんが喜んでいたのを覚えているんですが本当にそれで。集団で踊るとき、必ずしも揃っていることだけが魅力じゃないと私は思うんですが、超さんの場合はその調和が胸を打つんですよね。彼らのダンスには物語がある。もっと私が現場に慣れたらじっくり観られるんだろうなと思いつつ、今のこのフワフワした感じも慣れてないからこそだというのも解るので、どっちも大事に噛み締めていきたいです。

 個人的に『PUMP ME UP』と『Booster』が超さん抜きにしても好きなタイプの曲なんですが、まさか最初の現場で観られると思ってなかったから嬉しかった〜。パラパラ踊れてよかった。あと『Booster』曲前のユーキさんのラップ、あれはいつかちゃんと音源化してもらっていいですか?! 神戸ではもっとじっくり聞きたい。

 あとあの、私のことを知ってる人は多分私が『CANDY NIGHT』で天を仰いだことは容易に想像つくと思うんですけど、本当に人間って膝から崩れ落ちそうになることあるんですね。びっくりしちゃった。白目むいたもん。セトリバレは見ないように極力努めてたのに、初日にタカシくんが髪を切ったという速報が入ってきたのをうっかり深掘りしたせいでLIBIDOとCosmic岬やるのはもう見ちゃってたんですが、コロンのことは一切知らなかったので一瞬息止まったよね。初めての現場でタカミちゃんを見られるなんてぼかあ本当に本当に果報者だ……。まじで生きてて良かった。

 円盤を買ったあと、仕事中もライブに触れていたくてずっとライブ音源を聴いてたんですが、タカシくんてマジで歌上手いですよね。推しの贔屓目抜きでも本当に上手いし、踊ってても一切歌声がブレない。会場で実際に見てても、今そこで歌ってるタカシくんの声と音源の声がシームレスにやりとりするから「え……今マイクに口当ててないが……」ってこと結構ある。なんなら音源よりステージ上の方が上手いまである。

 配信ライブだった『Superstar』は構成的に喉を休める時間がほとんどなくてキツかったんだろうなとか、今回がちゃんと捌けたりMCで休める時間があるから良かったなということを一旦置いておいても今回の歌声は素晴らしくて、以前何かでライブだとそれまで出なかった高さの音が出せるって話していた通り、8号車が目の前にいるからこそ今タカシくんが出せている歌声なんだろうなと思ったらジーンとしちゃったな。

 タカシくんに限らず、5人とも本当に客席に人がいる状態でライブが出来ていることに全身から喜びを迸らせているのが解ったし、客席の8号車のみなさんも本当に嬉しそうに精一杯ペンライトなり拍手なりで頑張って応えていて、コールアンドレスポンスって立派なコミュニケーションなんだなって改めて実感させられた公演にもなりました。早く声出したいね。

 ちなみに声といえば録音したコール、思ったよりも主張激しくなかったのでもっと音デカくてもいいんだけどなと思いつつ、募集締め切りから初日までのあの短い期間で公演に間に合わせたスタッフさんの努力が偲ばれました。本当にありがとうございます。多分だけど『Burn』のど頭のコールは自分の声がした気がする。

 楽しい時間は本当にあっという間に終わってしまうもので、気づけば最後のMCに。いつもポジティブで細やかにオタクの気持ちまですくいあげてくれて、何よりも『楽しむこと』を信条に置いているカイくんが「去年は配信メインだったけどそれが本当にメチャクチャ楽しかったかって言われたらそうじゃなかった」って本心を吐露してくれたり、タクちゃんが「みんなは誇りです」って言って感極まって泣いちゃったり、タカシくんが「みんなが笑えば僕らも笑って、僕らが笑ったらみんなも笑う、そういう笑顔のやりとりを続けていきたい(ニュアンス)」ってお話してくれたりでもう会場中ベソベソしてて湿度120%って感じだった。私も涙ツー……なってたし。2021年で一番きれいな涙出たよ。

 もうねえなんかねえ、5人とも絶対に私が“““守る”””からね……って思った。強くなりてえ……。

 そのあと本編最後の曲『Yell』の前にタクちゃんが右手を挙げさせて「この先つらいことがあっても超特急にエールをもらったことを思い出してください」って曲振りをしてくれて、また泣いた。いや〜〜〜もう本当にね、この時に限らずオタクはずっとエールをもらい続けてるっていうのにまたもらっちゃったよの気持ちなんですよね!!!! こんなにたくさんのものを与えてもらって何も返せないのが歯痒いからたくさん働いて少しでも何かに貢献したいと思います(?)

 アンコールも大好きな『gr8est journey』と『走れ!!超特急』で最後しこたま超特急ポーズ出来て嬉しかったな。隣の友達も超特急ポーズ頑張って覚えてきてくれてたくさんやってくれたみたいなんでそれもまた良かった。なんだろうね、一回泣いたあとにこういう晴れやかな曲が続いたのがすごく雨上がりみたいでグッときました。

 

 2時間半くらいの公演になるつもりでいたのですが終わってみて時計を見たら17時ちょいすぎでびっくりするほど短かったんですけど、2時間の中にありとあらゆるものがギュギュッと詰まっていて濃密な時間を過ごさせてもらったなあという気持ちです。

 始まる直前は雨の中太陽が出てるみたいな空だったのが、終わった時には雨が上がってすっきり晴れていて。晴れ男集団と雨女のデスマッチは無事晴れ男集団超特急さんの勝利で幕を閉じ……。あまりにも物語として出来すぎているよ。こういう瞬間の感動のために生きてるなって思いました。

 

 いやしかしこんな最高な空間を11月まで楽しめないなんてそんな不幸なことある?! やだやだあと10回は行きたいよママー!!!!!!!! ってなっちゃったんですけどね?

 安心してください、神戸のチケット、持ってますよ。

 いやまじで「何が起こるか解らないから後悔しないように行ける現場には行く」の気持ちでチケット取った自分を褒め称えてあげたいと思います。残り1公演噛み締めて楽しんでいきたいです!

 

 以上! ここまで読んでくださってありがとうございました! コニファーのチケット無事に当たったよ〜!